2018/9/3 五日目の記録【波止場のWS】

波止場のワークショップ五日目の記録です。
この日は午前は1Fの劇場へ集まり、信さんのワークショップクラスでは前回の創作を見せあいました。午後は、昨日から引き続き竹屋啓子さんのワークショップクラス、身体をつかったグループワークで、身体に対する様々な仕掛けに触れました。


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9月3日
【信さんWSクラス】
・10時に劇場へ集合。劇場はまだリノリウムを敷いていないので、靴を履いて集合(裸足の方が気持ちいい人は気を付けて裸足可)
●本日のウォームアップ当番:宇井さん

・まずは脱力。身体をブラブラとゆすって、下へ落とす。上半身を完全に落として、腕が床につくまでたらんとぶら下がったら、そのままブラブラと揺れる。
・全員円になって名前を言う。(自分の呼んでほしい名前)
ver.1
1 見えない糸を飛ばすように、選んだ人の名前を呼んで、見えない糸を飛ばす動作をする。呼ばれた人はまた誰かに、と続けてゆく。
2 名前を呼ばずに、アイコンタクトで指パッチンを誰かに送る。円の中で続ける。
3 名前を呼んでアイコンタクトを送る、円の中で続ける。
4 「名前を呼ぶ」ルートと「指パッチンでアイコンタクト」ルートと、2つのルート同時進行で行う。
ver.2
1 円になって、誰かの所へトコトコと歩いていき、行き着いたら肩を叩いてあげる。そこで位置を入れ替わり、叩かれた人は、今度は別の誰かのところへ行って同じことを繰り返してやる。一回目で行った人を忘れないで、一周したら同じループを繰り返す。
2 そこに、名前をまわしていくルートを追加。
3 さらに、アイコンタクトと指パッチンのルートも追加で、3つ同時進行でやっていく。
ーウォーミングアップ後、本日のワークに入る。
●先日の課題の振り返り。
・チームで紙に書き出したプロセスを見返して「一番重要だと思うところ」「一番困難であったところ」「一番おもしろかったところ」をチェック。
・今回は前回をさらにブラッシュアップして、パフォーマンスをつくる。
前回はオーディエンスがああいった形で観ると知らなかったけれど、今度はそれを踏まえて作品をつくる。
1 前回と全く違うパフォーマンスにしてはいけない。
2 印をつけた「一番重要だと思うところ」を意識してつくる。
発表)ウェイウェイ・ゾンファ・ドリーン・李 チーム。(ここでタイムアップ)
☆次回の課題
・くじを引いて、使う章を分ける。
1 タイトル 
2 テキスト内のどこを使うかを決める。全部使うのも良いし部分だけでも良い。(最低一行)ただ、飛び飛びになりすぎると分からなくなるのでそこは意識する。
3 テーマ決め。そのテキストを使って、テーマをどうするか。
4 構成決め。3つの構成にわける。はじまり、プロセス、おわり。プロセスの時、盛り上がりのピークがあるとよい。ここで起こる変化は大きい程良い。(おそらく、おわりの構成は終わらせるための手段になるが、おわりから逆算すると固くなる)
5 また、作品に言葉を使うかどうかを決める。
・プレゼンの時はあくまで構成のみ。ストーリは考えていてもいいけれど、台本など詰めてくる必要はなし。
●次回:残りのチームの発表。新しい課題の発表
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ー2Fスタジオにて、午後のワーク開始
【竹屋啓子さんWS】
●課題の答え合わせ「骨について」
1 頭蓋骨の骨はいくつでできている??
→課題発表時、22~29までの数字が出る。
啓子さんが調べたところによると…「赤ちゃんのとき、48個の頭蓋骨のパーツでできている。それが、成長と共に、いくつかの骨はくっついてゆく。そして、大人になると28個になる。」だけど、たぶんくっつくときに個人差がでるので、もしかしたら人によって違うのかもしれない」

2 首の骨はいくつでできている??
→「7つ」首はヘルニアになりやすいところ、腕にしびれが出てくる。 (ちなみに、腰のヘルニアになると、足しびれがでてくる。) 

3 背骨の骨はいくつでできている??
→首が7つ。8つ目の骨から尾てい骨まで12の骨、これがカーブしている。それから5つ腰の骨がある。そのあとの骨をどう数えるかは少し難しいところである。
●ヨガでのストレッチ
・仰向けに寝る。このとき、ニュートラルな姿勢は、つま先が天井を向いてまっすぐな姿勢。足の裏が外にむけて開いている人が多いが、ニュートラルに簡単に戻せない人は少し生活習慣を変える必要があるかもしれない 。

・骨盤をゆすって、ビキニパンツのところを平らにしてあげる。仰向けになって、床と骨盤のすきまに手を入れる。このとき、スペースがあるのが正常。→背骨のカーブがちゃんとできている。

・寝ていた時に感じていた背骨のカーブを感じながら、起き上がり、座禅の姿勢ですわる。
この時、股関節が柔らかい人は、まっすぐに上体を立たせるのが簡単。

・呼吸法。5カウントかけて鼻から息を吸い、5カウントかけて吐く。
呼吸のコントロールは肋骨までで行ってしまう。(腹式ではなく、逆に下っ腹を常に締めているようにする。ピラティス呼吸)呼吸をすると、肋骨がひろがるのを感じる。
2人ペアになって、ペアの人は後ろから軽く肋骨に触ってあげる。肋骨が吸う時にひろがり、吐くときに縮まる。(人の身体は左右対称に一見みえるが、触手見ると、左右で広がりなどに差があるのもわかる)
(ピラティス呼吸。ピラティスはヨガから派生したものだが、もともとは、戦争中ピラティスがいたところだけ病気が発生しなかった。これをピラティスがアメリカでダンスのメソッドとして開発したもの。)
・好きな指と親指をくっつけて、腕をひざにのせる。自分の背骨のニュートラルポジション、楽に首の骨1つ1つを積み上げた姿勢で座ってあげる。筋肉は使わず、骨を積み上げるイメージ。呼吸をする。
呼吸をしながら伸びて、上半身の形そのままに、ねじって左手を右の膝に。そしたら、左手を後ろに相手、真後ろを見る。左手、真上に挙げて息を吐く。吐きながら、左に倒れて、伸びる。息を吐く。反対も。
戻ってきたら、膝を寄せて、足を浮かせる。バランス。足を空中で入れ替えて座り直す。また繰り返す。
前に上体を倒す。腕を平行で、肘までつけてしまう。
そのまま四つん這いに。手首から肩がまっすぐになるように。腰の力をふーっと抜きながらおへそをおとす。見えないけど天井をみようとするように。次に、猫が怒ったみたいに、おへそを持ち上げて内側を見るように頭を入れて背骨でアーチを描く。繰り返す。
自然に戻って、正座に座る。
正座をしたら、後ろに手を組んで裏に返す。状態を倒して前屈。さらに、床に頭までつけてあげる。腰が浮く人は背中のジョイントが固い、もしくは、筋肉が鍛えられすぎている。

・息を吐きながら、手を前に、膝までつけて前屈で赤ちゃんポーズ。息を吸いながら、静かに起き上がる。繰り返す。手をあわせて「ナマステ」(このポーズは仏の手と自分の手が出会うという意味)

●ウォーク
・立ち上がり、空間をまんべんなく歩き回る。だれか、好きな人が止まる。誰かが止まったら、全員止まる。そして、誰か好きな人が動き始めたら、また全員動き始める。
(みんなとても積極的ですぐに誰かがきっかけを出す。だけど少し止まっている時間がみんな短い)
・ニコニコと微笑みながら歩く。目があった人と、握手。
・次、握手したら「あっはははは」と笑う。
・次、握手したら、遠心力でぐるぐるまわりながら笑う。
※出会うことを目的にするんじゃなく、空間を意識して歩いて、出会ったらコンタクトをとる。別れを大切に。
・次、出会った後のチョイスを増やす。出会って手をつないだら、2人の力(引っ張る力)を利用して、しゃがみこみ、立ち上がる。
●虚円を描く
・スタジオの空間に、大きな大きな円の半円を描く。部屋が終わっても、放物線は続くように。
・大きな円を丸々描く、もう一つ描く線上で退場。
・部屋中に同じ大きさの円を描がく。二つの同じ円を左右対称に描く。
※考えていることが見えないように
・センターを通ってS字を描き退場
・部屋の中に渦を描く。外側から内側へ、センターで内足外足のインアウトを使いくるくると台風の目になってまわる。そしたら、また外へと広がり退場。
●チーム創作
「舟もなく」第4章
「水をあらわす記号は いつも柔らかな曲線で描かれる。
小さな円を描き 手を洗う。
大きな円を描けば 家族の食卓の支度ができる」
ここのシーンをイメージして、円を描く。
A:丹澤、田村、李、ガオレイ、ランジェンフェ、ブレンドン
B:エミー、シュウロウ、ウェイウェイ、ウェンミン、ジェンファ
C:宇井、玉季、ヤグニャ、ヴィヴィアン
1番目:Cグループ
練習の方がよかった。日本式で言う「魔の2落ち」にはまってしまった。一つずつに入るきっかけの新鮮さがすごく失われてしまった。
カーテンの触り方が安易。この空間では効果的でない。何かしたいのはわかるけれど、なんなのかがわからないから汚く見えてしまう。
2番目:Aグループ
音の出し方はあれでよかったのだろうか?
はじまりは、あのタイミングで音を出すのは正解だったのかな?
こちらもやりたい事はわかるけれど、詰めが甘い。何をやりたいかわかる分浅い。もっと単純なことだと気が付いた方がいい。手をつないでまわって、次の人に受け渡すシーン、あのシーンはもっと詰めて流れるようにつくればきっとよかった。なにを大切にするかどこを詰めてゆくか、もっと優先順位をしっかりとしないと、ダンスの練習は詰まってしまう。
3番目:Bグループ
各自なにをやるかルールを持ちながら、ほとんど即興。その中で、特にジェンファのキャラクターが最後まで一貫されていて、それがとても映えてよかった。自由なもののなかに、一つだけ決まったものを持つ様式があることは、すごくお互いを生かし合う。それぞれのルールで動いている各自が、ときどき出会ったり触れたりするときのお互いの関係性がなかなか面白かった。
 (休憩)
●ミニゲーム
・またみんなで空間を歩く。だんだんとスピードアップして、すれ違った人のおしりを叩き合う。
・また歩きながらフォローする人を決めて、少し距離をおいてマークする。「右の耳!」と言われたら、その人の右の耳を一斉に掴みに行く。
(びりっけつ;ウェンミンによるモノマネ披露)
・二チームに分かれて向かい合って並ぶ。一人出て好きなポーズをとる。反対のチームから一人でて、出てる人の一部にタッチしてポーズを変えてあげる。変えた後も手を離さず、5秒たったら前の人は静かにその場を離れる。繰り返す。
人の力が加わることによって、動き、または形が自分の意識の範囲から離れることができる。
※ポーズを作るときは、もっと神経を使って止まる。
・今度はその場を離れず人が増えながら、おおきなオブジェのように、どんどんポーズを変えていく。最後の人は入ってくるとき、オブジェ全員を壊す「デストロイ」するように手を入れる。全員がバラバラになったところで、最後の人が、はじめのポーズをつくる。またつづく。

・3チームに分かれて、デストロイするまでのパターンを4つ考える。最後は全員ばらばらにならずその場で最後のポーズを決める。やりかたを相談して動き方、散り方、最後を決めてやってみる。



2018/9/3

WHARF workshop

アジアの舞台芸術にかかわるあたらしい担い手 のための「波止場のワークショップ」 “The Wharf Workshop” for uprising figures who will lead the future of Asian Performing Arts 「码头工作坊」参与亚洲舞台艺术的人为对象

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